最近、「永久脱毛」を目指して、クリニックで医療レーザー脱毛の施術を受ける女性が増えています。永久脱毛という言葉が使われるのは、一度毛を抜いてもしばらくすると同じところからまた毛が生えてくるからです。
毛には毛周期というものがあり、毛が毛細血管から栄養分を吸収してどんどん伸びていく「成長期」、栄養を取らなくなり成長が止まって毛が自然に抜けていく「退行期」、そして毛乳頭が活動を休止する「休止期」を繰り返しています。
従って、いくら生えている毛を抜いたからといって、毛根細胞が生きている間は新しい毛が再び生えてくることになります。実際、体の表面に見える毛は、毛全体の3分の1に過ぎません。
また、毛周期は生えている部位によって少しずつ異なっています。 例えば、頭髪は成長期が非常に長いのが特徴で、10日間に3~4ミリ伸びて3~4年問で退行期に入り、1日に約50本が自然と抜け落ちていきます。頭髪の休止期は3~4か月です。
頭髪以外の部位は成長期と休止期の期間がほほ同じになっています。脇の毛は成長期・休止期とも3~5か月、腕は3~4か月、ビキニラインは1~2年です。
このように、毛には毛周期があるため、クリニックで永久脱毛の処理をするにしても、毛周期に合わせて脱毛処理を繰り返さないと永久脱毛はできません。